ISBN:4829162023 文庫 山田 典枝 富士見書房 2003/03 ¥525

というわけで感想をば。
ストーリーは最初から最後までゆったり平坦に進み、急展開みたいなものは特にはない、と思います。あと短くて読みやすい。
主人公菊池ユメに関しては、一生懸命だけど思い込みが激しく、空回り。典型的主人公タイプ?よくわかりませんが。まぁ悪い印象は受けませんでした。
メインゲスト的場茜。典型的な年上のお姉さん。
幼少時代の茜と祖父の描写が好きでした。やさしいおじいちゃんとその孫。読んでいてほんわかした気分になれました。
そして表題『魔法遣いに大切なこと』とは?
結局win-dにはよくわかりませんでした。
魔法を使うためには「依頼人が魔法を求める理由をしっかり知っておく」ことが要求されると序盤にはあります、そして物語終盤ではユメは「依頼人のことを何ひとつ知りもしないまま、何をするつもりだったんだ」と言っています。
つまり「依頼主である茜の心の内をしっかり理解し、本当に彼女が望んでいるものは何かをしっかり理解すること」ってことでしょうか。ってまんまですね。
まとめると『魔法とは人を幸せにするものである、ではその人を幸せにするためには?』ってこと?ぜんぜんまとめてませんが。

なんかグダグダになってしましたね。
win-dは深く読まずに表面だけ読んで楽しむタイプなんでこういった思考は苦手です。

うん、今日はこのへんで。

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