ISBN:4829161167 文庫 新井 輝 富士見書房 ¥567
そう、俺は一度死んでしまったんだ。何となくあの日を覚えてる。そして死後の世界で一人の少女に出会った。彼女はチャンスをくれたんだ。俺を殺したやつを確かめるために――。タイムループ・ミステリー登場。


ミステリ物が読みたくていろいろ探してたらwikipediaに
物語の特徴として物語の初めに3人の人間が死んでしまっており、事件が起こる前の時間に戻り3回のうちにそれを回避することを目指し行動する。犯人と解決者の2人だけが時間が繰り返されているということに繰り返しの初めから気づくことができる。事件開始時の1回ごとに犯人と解決者の記憶が任意で消去することができる。2回目以降は(任意ではあるが)解決者の記憶は失われない、ということが物語を通しての特徴となっている。

とありましたので、面白そうな設定と思い早速読んでみました。


う〜ん、求めてたミステリ要素は無かったですが、
内容的には大満足でした。
すっごく、Loveい。
特に2回目のループの終わりからは思わず
にやにやしながら読んでいた自分が。

あとがきにもありましたが
「すっきりとハッピーエンドで終わることのできる作品」
でした。
「物語はハッピーエンドしか認めない」人はどうぞ。
あきれるくらいに全てが丸く収まってます。

新井輝先生の作品にはコレからも期待です。
とりあえず2巻を探しに行きますか。

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