人形。

2007年8月17日 読書
ISBN:4344001508 リカ ―RIKA― 単行本 五十嵐 貴久 幻冬舎 2002/01 ¥1,575

読み終わりました。

思ってたよりはあんま怖くなかったような。
リカは精神的に病んでるというよりは、自分の価値観の世界で生きる電波さんという印象。
ん?それを病んでるっていうのか?

外見や行動はアレだけど、セリフだけ抜き出すと結構カワイイ人だと思う。まぁそんなリカと本田のかみ合ってない会話とか二人の温度差が怖いんだけど。

今作でイチバン怖かったのは、目に、というか眼球に注射針かなぁ。しかもまばたき出来ないようにガムテープで瞼を固定。
では想像してみましょう。

目の前の注射針がだんだんあなたの目に近付いてきます。
あなたは恐怖で目を閉じようとしますが、いくら力を入れようと、瞼は下りてきてくれません。
ああ、あと10cm、9cm、8cm・・・・
あなたは必死で逃げようとしますが、体は針金で椅子に縛られていて、首を動かす事すら出来ません。
ああ、針が近付いてきます。
あと3cm・・・2cm・・・1cm・・・

痛たたたたたた。
想像しただけで痛い。
ま、こんな陳腐な文章じゃロクな想像はできませんけどね。
でも目に針は正直、拷問の形としてイチバン最悪な気がする。
まだ爪剥がされたほうがマシだよ。

ん〜、主人公ヘタレ過ぎるから、もうチョイ精神的にいたぶってもよかったんじゃないかなぁ。

以上。思ったことをつらつらと。
次は星新一の「未来いそっぷ」を読む予定。
また読み終わったら感想書きますね。

では、また気が向いたらノシ

今日のBGM:Sonic Disorder/Syrup16g





個人的なイメージでは
リカ≒レナ(ひぐらし)のイメージで読んでました。
鬼隠し編ね。なんとなく似てる気がするんだよね。

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