7月5日の日記の症状について相談のため、
今日は大学の保健センターへ。

保健センターでは曜日と時間で診察を受け持つ先生の専門が変わっていて、
たとえば今日、木曜の午前中なら内科の先生。

個人的にもかなりこの症状に関しては、
インターネットで検索をかけていたのだけれども、
「これだ!」と自身のケースにぴったり一致する症状は結局発見できず、
今日も今日とて「話だけじゃ多分分かんないだろうから、皮膚科を紹介されて終わりかな」
なんて思っていたりもした。


ところが。ところがだ。
具体的にどのような症状がいつ出るか、どれくらい続くのかを話しただけで、
その先生は「運動誘発性アナフィラキシー」という答えを導いてくれた。
あ、いや専門の先生ではないので答えでなく仮定かな。

さて、「運動誘発性アナフィラキシー」なんて知らない人も多いかと思う。
僕も今日の今日まで知らなかった。
なにやら、「ある食べ物」を食べたうえで、「運動」をすることで起こるアレルギー反応だということだ。

症状は
・全身の蕁麻疹(じんましん)
・目の充血や目の周りが赤くなって腫れる
・冷汗
・下痢などが出現
・さらに息が苦しい
・血圧低下
・意識障害
まさに自身のケースに当てはまる。

ここでポイントなのはアレルギーの原因となる「食べ物」を食べただけでは何も症状が出ず、その後運動をすることで発症するという点だ。
なるほど、生まれてこの方あんなひどい目にあったことはなかったが、
それもそのはず、生まれてこの方ロクに運動をしてこなかったからだ。
納得である。

では、問題になる「食べ物」とは何なのだろうか。
これは流石に専門の機関で検査をしない事には分からない。
調べたところによるとトリガーになる食物のパターンとしては
・小麦
・エビやイカ、カニなどの甲殻類
・トマト・セロリなどの野菜
・ナッツ類
が在るらしい。

ここで記録を遡れば、
去年、道端で倒れ、入院を余儀なくされたのは、
夕飯に「たらこスパゲティ」を食べた後でウォーキングをしていた時だった。
数週間前、暑いなか作業をしていた時に蕁麻疹が発生したのは、
昼食にコンビニで買った「パン」を食べた後だった。
そして数日前、ランニング中に例の症状が出たのは
夕飯に「うどん」を食べた後だった。

もうお分かりであろう。
そうだ、そうなのだ。
どうやらアレルギーの原因は「小麦粉」にあるらしい。
きちんとした検査を受けたわけではないので、確定ではないのだが、
十中八九当たっているだろう。


アレルギーの原因を摂取後、4,5時間以内に運動するとアナフィラキシーを引き起こすらしいので、今後は運動前には小麦粉製品を避ける事にしよう。
皮膚科にかかって、適切な処置を受けるべきかとも思ったが、
アレルギーの検査にはけっこうお金がかかるらしいので、もう少し様子を見たいと思う。
最悪命の危険があるのに、何言ってんだといった感じだが、
幸い僕の場合は、日常生活を送る上では特に問題はないようなので、
予防線を張れるだけ張っておいて症状が出ないように心掛ける事にする。
「食べたら走るな、走るなら食べるな」だ。
ただ、パンや麺を食べるのは少し怖くなったのだが。


そうそう。
今回の件で一番感心したのが、内科の先生が問診だけで僕が納得できるような答えを、
しかも専門外の分野であったのにも関わらず、提示してくれたことだ。
やはり、プロフェッショナルだなあとかなり感銘を受けた。
その知識量、見習いたいと思う。
あの領域を目指さなきゃなと思い直した今日の日だった。


じゃ、また気が向いたときにノシ


今日のBGM:土曜日/待合室/People In The Box

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